食品異物検査
食品や農産物、製品等の製造工程で混入した毛髪や金属等の異物を検査・分析。混入経路などの割り出しに役立ちます!
法科学に関する検査(血痕検査・唾液斑検査・精液検査・尿斑検査・毛髪人獣判定・個人識別・性別判定検査・ABO血液型判定・毛髪ミトコンドリアDNA検査)につきましては、弊社関連会社(ビジョンサイエンス株式会社 法科学鑑定センター)にて受託しておりますのでお問合せ下さい。
検査・分析内容
- 食品中で見つかった異物が何であるのかの検査
- 異物が生物片(植物・動物)だった場合、生物種DNAとの比較検査が可能
- ※異味・異臭・変色・汚れ等に関しての検査は受け付けておりません。
検査フロー

料金と検査期間
一次検査
| 検査項目 | 検査料金 | 検査日数 | サービス内容 |
|---|---|---|---|
| 一次検査 | 25,000円※1 | 2営業日 | 15項目に分類いたします。 |
- ※1「不明」に分類された場合の料金は、10,000円の実費のみとなります。
- ※検査手法は、外観観察、顕微鏡観察、物性試験、呈色試験、燃焼試験、溶解性試験、等となります。
二次検査
| 検査項目 | 検査料金 | 検査日数 | サービス内容 |
|---|---|---|---|
| 金属類※2 | 25,000円 | 5営業日 | 検査手法:EPMA |
| 樹脂類※3 | 15,000円 | 検査手法:FT-IR | |
| ゴム類 | 検査手法:FT-IR | ||
| 毛髪 | 10,000円 | 3営業日 | 検査手法:スンプ法 |
| ムシ | 10〜15営業日 | 検査手法:形態識別同定検査 | |
| 生物片※4 | 75,000円 | 検査手法:DNA系統解析 |
- ※2対照品との比較検査も可能です。(1対照品あたり別途25,000円)
- ※3対照品との比較検査も可能です。(1対照品あたり別途15,000円)
- ※4検査不可の場合、料金は25,000円の実費のみとなります。
- ※料金はすべて税別価格です。上記料金に別途消費税5%が加算されます。
検査・分析の特徴(事例)
-
一次検査の結果を2営業日内にご報告可能
検査について
一次検査
- お客様から頂いた異物検体を、迅速・簡易に検査・報告
- 15項目のいずれに分類されるかのご報告
(例:「金属である」「樹脂である」といったレベルの報告) - 報告書に異物の写真を3枚掲載
- 異物に応じた検査(外観検査・顕微鏡検査・物性検査・呈色試験・燃焼試験・溶解性試験 等)を実施
一次検査分類一覧
| No. | 項目 | 二次検査 |
|---|---|---|
| 1 | 金属類 | ○ |
| 2 | 樹脂類(ナイロン素材・ビニル素材等 含む) | ○ |
| 3 | ゴム類 | ○ |
| 4 | 毛髪(獣毛 又は 人毛) | ○ |
| 5 | ムシ(昆虫類・多足類・クモ類 等) | ○ |
| 6 | 生物片(植物・動物)※ムシ及び真菌・細菌類は除く | ○ |
| 7 | ガラス 又は 透明鉱石 | × |
| 8 | 食品成分(糖質・蛋白質・デンプン質 等) | × |
| 9 | 骨・貝殻・卵殻 | × |
| 10 | 植物性繊維 | × |
| 11 | 植物組織由来物(紙・木片 等) | × |
| 12 | 石(鉱物・粘土・土など) | × |
| 13 | 真菌類(カビ・酵母) | × |
| 14 | 炭化物 | × |
| 15 | 不明 ※上記14項目に該当しないもの | × |
二次検査
一次検査にて分類1〜6に該当した異物の、より詳細な検査
- 1 金属類検査にはEPMA(電子線マイクロアナライザー)という機器を使用いたします。
結果報告書には、異物検体に含まれる元素名とその割合を記載するとともに、電子顕微鏡による異物表面画像を記載させていただきます。
※対照品との比較検査も可能です。 - 2 樹脂類検査にはFT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)という機器を使用いたします。
結果報告書には、異物検体のIRスペクトル(波形)を記載するとともに、近似樹脂類とのIRスペクトル比較を記載するとともに、IRスペクトル近似樹脂名を記載いたします。
※対照品との比較検査も可能です。 - 3 ゴム類検査にはFT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)という機器を使用いたします。
結果報告書には、異物検体のIRスペクトル(波形)を記載するとともに、近似ゴム類とのIRスペクトル比較を記載するとともに、IRスペクトル近似ゴム名を記載いたします。 - 4 毛髪検査はスンプ法及び顕微鏡観察で行います。
結果報告書には、検体の詳細画像を記載するとともに、形態的特徴である9項目について記載いたします。検体の状態が良好であれば、どのような獣毛(犬・げっ歯類など)であるのか?ヒトの頭髪なのか?体毛なのか?のレベルまで記載が可能な場合もございます。 - 5 ムシ専門家による形態識別同定検査です。
この検査で明らかになることは、検体がどの目・科・属に分類されるのかということです。検体の種類や状態によって分類可能範囲(目・科・属)が異ります。
結果報告書には、検体の同定結果を記載するとともに、補足説明として検体に関する情報(食性や生活様式)を記載いたします。
※ムシのDNA系統解析サービスは行っておりません。 - 6 生物片この検査では、異物検体のDNAとNCBIデータベースに登録されている生物種DNAとの比較を行います。
この検査で明らかになることは、異物検体のDNA(塩基配列)がデータベース上のどの生物種と一致するのかということです。
結果報告書には、異物検体を含むDNA系統解析図を記載するとともに、塩基配列が一致した生物種名を記載いたします。
※ムシ・真菌類・細菌類のDNA系統解析サービスは行っておりません。
※対照生物との比較検査は行っておりません。
検査機器写真
赤外線スペクトル分析装置(FT-IR)
最も代表的な固形有機物分析法です。物質に赤外線を照射すると、その構成原子または原子団の種類により吸収される固有の光があり、測定データとデータベースを比較します。
電子線マイクロアナライザ(EPMA)
電子線を試料に照射し、試料から出てくる電子線やX線を解析することにより、試料表面の観察及び成分やその分布状態を分析する装置です。
DNAシーケンサー
検査に必要な遺伝子の情報(DNAの塩基配列)を自動的に読み取るための装置です。
デジタルマイクロスコープ
高画質であり深度合成も行なえるため、撮影時の試料破壊を最小限に抑えることが可能です。
特に、複雑な立体構造試料(ムシ等)の撮影には最適です。
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