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魚介類判別検査(魚介類の分析・鑑定)

試料のDNAとデータベースとを照合し、魚介類の名称のガイドラインで示された正式名称をご報告します。

  • 2009/11/09「魚種判別検査」をリニューアルし、「魚介類」にまで検査の幅を広げた「魚介類判別検査」を開始いたしました!

検査・分析内容

  • 魚介類を用いた食品の原材料表示の確認
検査可能品種 マグロ、マイワシ、マダイ、サケ、マダラ、ウナギ、アワビ 等
検査可能形態 鮮魚、加工食品
  • 複数種が混合したものや、DNAの劣化が激しい場合は検査不能となります。魚介類の名称のガイドライン(水産庁『魚介類の名称のガイドラインについて(PDF)』)で示された正式名称をご報告します。

検査可能魚介類リスト

検査可能な魚介類に関しては、以下のリンク先でご確認下さい。

検査・分析の特徴

  • point1試料の外観に左右されないDNA解析
    形態識別ではなく、DNA解析であるため、見た目からは種の判断ができない加工食品であっても、種の同定が可能です。
    • 複数種が混合したものや、DNAの劣化が激しい場合は検査不能となります。
  • point2新しい魚肉加工品表示確認検査サービス
    弊社は、水産庁「魚介類の名称のガイドライン」に対応した国内初の魚介類判別検査をラインナップしました。DNA塩基配列を解析することで、高精度な表示確認サービスをご提供いたします。
  • point3圧倒的な対応種数
    同じ手法で国内外食用魚介類の二百種以上が検査可能です。そのため、産地の推定や原材料表示確認など幅広い用途にご利用いただけます。

検査・分析の特徴

以下のご要望以外にも、様々な魚介類に対応しております。 詳しくは、検査可能魚介類リストを確認いただくかお問い合わせ下さい。

マグロの系統樹
マグロの系統樹

1.鮪(マグロ)の種を調べたい

以下の5種のいずれであるか判別可能です。(種によっては、産地が推定可能です。)

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
クロマグロ ホンマグロ Thunnus thynnus
ミナミマグロ インドマグロ Thunnus maccoyii
メバチ バチマグロ
メバチマグロ
Thunnus obesus
キハダ キハダマグロ Thunnus albacares
ビンナガ ビンチョウ
ビンナガマグロ
Thunnus alalunga

2.鯛(タイ)の種を調べたい

以下の6種のいずれであるか判別可能です。

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
マダイ Pagrus major
チダイ Evynnis japonica
キダイ レンコダイ Dentex tumifrons
ゴウシュウマダイ マダイ Pagrus auratus
ヨーロッパマダイ マダイ Pagrus pagrus
クロダイ Acanthopagrus schlegelii

3.鱸(スズキ)の種を調べたい

以下の3種のいずれであるか判別可能です。(種によっては、養殖、輸入品が推定可能です。)

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
スズキ Lateolabrax japonicus
タイリクスズキ※1 Lateolabrax sp.
ナイルアカメ※2 ナイルパーチ スズキ、シロスズキ Lates niloticus
  • ※1国内養殖のスズキはすべてタイリクスズキです。
  • ※2スズキの代用品として輸入されています。

4.鰺(アジ)の種を調べたい

以下の5種のいずれであるか判別可能です。(種によっては、輸入品かどうか推定可能です。)

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
マアジ※1 Trachurus japonicus
ニシマアジ※2 アジ Trachurus trachurus
シマアジ Pseudocaranx dentex
ムロアジ Decapterus muroadsi
マルアジ Decapterus maruadsi
  • ※1マアジは日本近海に生息する魚です。
  • ※2ヨーロッパからの輸入アジの約7割を占めます。

5.鯖(サバ)の種を調べたい

以下の5種のいずれであるか判別可能です。(種によっては、産地が推定可能です。)

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
マサバ Scomber japonicus
ゴマサバ Scomber australasicus
タイセイヨウサバ※1 ノルウェーサバ、
サバ
Scomber scombrus
  • ※1ヨーロッパからの輸入品のほとんどがタイセイヨウサバです。

6.鮭(サケ)・鱒(マス)の種を調べたい

以下の9種のいずれであるか判別可能です。

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
ニジマス スチールヘッド
トラウト、
サーモントラウト、
スチールヘッド
Oncorhynchus mykiss
タイセイヨウサケ アトランティック
サーモン
Salmo salar
ベニザケ ヒメマス Oncorhynchus nerka
ギンザケ Oncorhynchus kisutch
サケ シロサケ、
アキサケ、
アキアジ
Oncorhynchus keta
マスノスケ キングサーモン Oncorhynchus tschawytscha
ヤマトカマス Sphyraena japonica
アカカマス Sphyraena pinguis

7.鰻(ウナギ)の種を調べたい

以下の8種のいずれであるか判別可能です。国産か外国産かの判別にご利用下さい。

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名 主な
生息地
ウナギ ニホンウナギ Anguilla japonica 東アジア
ヨーロッパウナギ Anguilla anguilla ヨーロッパ(中国産養殖うなぎのほとんど)
アメリカウナギ Anguilla rostrata アメリカ東部
オオウナギ Anguilla marmorata アフリカ大陸東岸から太平洋東部海域
ニュージーランドウナギ Anguilla australis オーストラリア東部
ヒレナガウナギ Anguilla reinhardti オーストラリア東部
モザンビークウナギ Anguilla mossambica アフリカ大陸東岸
セレベスウナギ Anguilla celebensis 東南アジア

8.蟹(カニ)の種を調べたい

以下の7種のいずれであるか判別可能です。

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
ズワイガニ Chionoecetes opilio
ベニズワイガニ Chionoecetes japonicus
タラバガニ Paralithodes camtschaticus
アブラガニ Paralithodes platypus
ハナサキガニ Paralithodes brevipes
ケガニ Erimacrus isenbeckii
ガザミ ワタリガニ Portunus trituberculatus

9.鮑(アワビ)の種を調べたい

以下の7種のいずれかであるか判別可能です。

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
トコブシ Haliotis diversicolor aquatilis
メガイアワビ アワビ Haliotis gigantea
クロアワビ アワビ Haliotis discus discus
エゾアワビ アワビ Haliotis discus hannai
マダカアワビ アワビ Haliotis madaka
アカネアワビ
ヒメアワビ 等
アワビ Haliotis sp.
Stomatella sp.
アワビモドキ ロコガイ チリアワビ Concholepas concholepas

10.栄螺(サザエ)の種を調べたい

以下の3種のいずれかであるか判別可能です。

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
サザエ Turbo cornutus
チョウセンボラ ツブ、バイ サザエ Neptunea arthritica cumingii
アカニシ サザエ Rapana venosa

11.帆立貝(ホタテガイ)の種を調べたい

以下の4種いずれかであるか判別可能です。

標準和名 一般名称 使用しないことと
する名称
学名
ホタテガイ Patinopecten yessoensis
アメリカイタヤガイ、
ベイ・スキャロップ
ホタテガイ Argopecten irradians
マゼランツキヒガイ、
ディープ・シー・スキャロップ
ホタテガイ Placopecten magellanicus
タイラギ タイラガイ Atrina pectinata

検査について

平成11年のJAS法の改正により、平成12年7月から、生鮮食品については、「名称」及び「原産地」、加工食品については、「名称」及び「原材料名」を記載することが義務付けられました。

魚介類については、平成15年3月より「魚介類の名称のガイドライン」が運用されており、ガイドラインに従って、消費者に誤認を与えないように標準和名(もしくは一般的名称)を使用することが定められております。

  • この魚介類判別検査では、数百塩基の配列を解析し、どの魚介類の配列と一致するのか確認します。塩基配列をもとに作成した系統樹は下記のようになります。それぞれの枝が魚介類に対応しており、枝の距離が配列の近縁関係を示しています。